鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎の耳飾りが気になっている人もいるのではないでしょうか?作中では必ず目にする耳飾りの意味や秘密についてここでは紹介したいと思います。
炭治郎の耳飾りの意味や秘密
炭治郎の耳飾りは、様々な意味や秘密を持っています。
炭売りは火を使う仕事なので、神楽(カグラ)と呼ばれる踊りを舞う風習があり、父親は体が弱かったのに長く舞えるため、炭治郎は理由を尋ねます。
どれだけ舞っても疲れない呼吸法があると父親は教え、神楽と耳飾りだけは継承するように頼みます。
①:縦長の耳飾りは元々剣士(縁壱)の持ち物
耳飾りは日輪がデザインされ、花札に雰囲気が似たデザインです。縦長の耳飾りは元々剣士(縁壱)の持ち物でしたが、以前から知り合いだった祖先の手に渡ります。
その為、ただの耳飾りではなく、家が受け継いできた特別な神楽を継承した証でもあります。呼吸の型を全て見て飾りを受け取った祖先は、呼吸と飾りを後世に伝えると誓います。
あまりに型が美しかったので、伝統のある神楽の形で伝わっていきます。
②:太陽神に対する祈りの意味
また、耳の飾りには継承の意味だけでなく、太陽神に対する祈りの意味も込められています。
母親の愛も受けている飾りは最終回の現代編でも登場し、長く継承されてきた事実が判明します。
耳の飾りは見た目にインパクトがあるので、ネットショップでも似たような商品が売られています。コスプレファンにも人気がある作品なので、作品中に出てくるアイテムを自分で作ったり買ったりして身に着ける人も多いですよね。
炭治郎の耳飾りは誰のもの?
耳飾りは大切な父親から譲り受けたもので、誰のものかというと長男のものです。代々の跡取りが身に着けるものなので、この世に1個だけしか存在しない物です。
炭治郎は長男なので神楽と耳飾りを受け継ぎ、自分の子どもに継承する役割を担っています。代々の継承は祖先と日の呼吸の剣士(縁壱)との約束で、花札のような飾りは呼吸法とも関係があります。
神楽は神様に捧げる踊りで、作品では厄払いのために行っています。
嫡男に舞を受け継がせて、絶やさずに伝えるのが代々の約束事です。舞うためには特別な呼吸法があり、新年の始まりに雪の積もった山頂で繰り返し舞い奉納します。
一晩中12の舞型を舞い、1年間の無病息災を祈ります。
炭治郎は炭焼きの家系なので奉納するための踊りを習いますが、刀と組み合わせると大きなパワーを引き出せます。
強力なパワーを引き出せるものの、消耗も激しいため使いどころが限られていますが、父親は神楽を極めていたため、舞う姿を見せて息子に生き抜く術を伝授します。
そして、無惨は剣士から逃げた過去があり、剣士が身に着けていた耳の飾りを覚えています。
無惨は執念深い性格なので、耳飾りをつけた炭治郎を葬り去ろうと画策します。しかし、作中で炭治郎は父親との大切な約束を守り、最終回では無惨との戦いに勝ちます。
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まとめ
鬼滅の刃の炭治郎が付けている耳飾りの意味や秘密に迫ったわけですが、かなり奥深いものを感じましたね。
- 耳飾りは元々日の呼吸の剣士(縁壱)の持ち物
- 特別な神楽(カグラ)を継承した証
- 太陽神に対する祈りの意味がある
- 炭治郎の耳飾りは父親から譲り受けたもので長男が付ける
など、知れば知るほど面白い作品だなぁと感じましたね。