鬼滅の刃を読み進めていると物語の終盤で炭治郎こと竈門炭治郎は鬼化してしまいます。漠然と読み進めていくと正直なぜ炭治郎が鬼化したの?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは炭治郎が鬼化した理由やその後について考察なども含めて紹介したいと思います。
なぜ、炭治郎は鬼化した?理由は?
命をかけた無惨との死闘は夜明けまで続き、ついに炭治郎たち鬼殺隊は無惨を日光で灼くことに成功しました。しかし、どこまでも生に固執する無惨は、肉体を膨張させ日光から身を守ろうとします。
その時、無惨を刀で押さえつけていた炭治郎は肉体に取り込まれてしまうのです。
巨大な胎児のような容姿になった末に地面に潜って太陽から逃げようとしたのですが、生き残った隊員たちに足止めされ、ついに死を覚悟します。
産屋敷の「人の思いは永遠だ」という言葉を思い出す無惨。
自身の出生の際何度も心臓が止まりかけ、死と隣り合わせだった無惨は、まさに自分の「生きたい」という思いを叶えてここまで生きてきました。そして無惨は体内に取り込んだ炭治郎にその思いを託そうと決め、自分の細胞を全て注ぎ、鬼化させたのです。
無惨がなぜ炭治郎に全てを託したのか。その理由は”もう一つ”あります。
唯一太陽の光を克服した鬼、妹の禰豆子の存在です。血縁にあたる禰豆子が太陽の光を克服したということは、その兄も克服できる可能性が高い。そうすれば、太陽の光を克服した最強の鬼の王となるのではないか!?そう思ったのです。
死の間際に、無惨は自分の全てを炭治郎に注ぎ、鬼の王をつくりあげることで自分の思いを永遠に生かそうと考えた訳ですね。
炭治郎はその後人間に戻る事はできた?
その後、無惨は太陽の光で灰となり鬼殺隊の面々は勝利の歓喜に包まれました。隠たちが傷ついた隊員を看護する中、冨岡義勇は事切れた炭治郎を見て悲しみに包まれます。しかし、何かがおかしい。
ゆっくりと開いたその目はまさに鬼そのもの。
千切れたはずの腕が一瞬にして治り、隠を襲おうとしたところを冨岡がすんでのところで止めます。「人を殺さないまま、炭治郎のまま死んでくれ」冨岡は鬼となった弟弟子を太陽の下に食い止めて灼き殺すことにしましたが、灼けはじめたのも束の間、それはぴたりと止まりあっという間に治るのです。
太陽を克服した鬼の王の誕生です。
無惨戦でボロボロになった仲間たちは絶望します。伊之助も仲間にとどめをさすことができません。そこに現れたのが珠代の薬で人間に戻ることができた禰豆子でした。兄に抱きつき、攻撃を止めようとする禰豆子は噛まれてしまいます。
人間の血の味を知ってしまった。もう終わりだ。冨岡はさらに絶望しますがそれ以上禰豆子のことを食うことはなく、何か抗っている様子を見てとります。「家に帰りたい」と鬼化に抵抗しているのです。
そこにカナヲが合流し、しのぶが託してくれた予備の人間に戻る薬を使います。
夢の中で沢山の手に支えられて炭治郎は人間に戻ることができました。
鬼化した炭治郎が人間に戻れた理由は、
- 鬼から人間に戻った禰豆子の血に含まれていた抗体の存在
- カナヲが使った人間に戻る薬
この2つの要素が合わさっておきたまさに奇跡なのです。
まとめ
今回は鬼滅の刃でなぜ炭治郎は鬼化したのかを紹介しました。
鬼滅の刃って見れば見るほど考察が広がりますよね!
漫画で見ても面白い鬼滅の刃ですが声優が入るとさらに見応えがありますので、漫画だけでなくアニメもぜひチェックして見てくださいね。