鬼滅の刃で登場する竈門炭治郎の妹、ねずこ(竈門禰豆子)ですが、そもそもなんで鬼になったのかは疑問ですよね。
「鬼になったんじゃなくて鬼にされたんだよ!」と言ってしまえばそれまでなのですが、ここではもう少しだけ深く、ねずこが鬼になった”理由”を考えてみました。
ねずこが鬼になった理由は!?
主人公の炭治郎が留守にしている時に、竈門家の人たちは鬼たちに襲撃され、炭治郎の妹のねずこのみ鬼の血が体内に入ったせいで、強力な能力を得て生き残りました。
炭治郎の家系は、耳飾りやヒノカミ神楽の日の呼吸を代々受け継いできており、これらが鬼たちにとって都合の悪いものです。鬼の原種である”無惨”は竈門家を潰そうと考えていた可能性が高く、この無惨の血が人を鬼に変えてしまう能力を持っていてます。
その為、本来なら殺されるはずだったねずこが鬼になった理由は何らかの形で無惨の血が彼女の体に入り込んで、それが適合したからです。
但し、ねずこの場合は、鬼になった他の人たちとは状況が異なっていて、呪いなどを克服していった結果、凶悪で残虐な存在にまでならなかったようです。
人間とは異なる存在(鬼)になってしまったねずこですが、人間としての理性を保ち、人間らしさを持っていました。人を喰らわずに済んだのは彼女の努力と兄への想いによるものです。
ねずこは誰の血をもらった!?
ねずこは、誰の血を貰って鬼になったのでしょうか。答えは、鬼の原種である”鬼舞辻無惨”。
物語の序盤では、炭治郎たちは、鬼の原種である鬼舞辻無惨の存在を知りませんでしたが、産屋敷耀哉が率いる鬼殺隊に出会った事で鬼たちの事を色々と知る事になりました。
それまでは、ねずこの体の中に血が入り込んで化物のような力を得たのは確かですが、誰の血であるのかは分かっていませんでした。
鬼舞辻無惨は、人に自らの血を与える事で鬼に変える能力があります。そのような事が出来る者としては、他にも、無惨から生み出された幹部クラスの部下の誰かと考えられます。
しかし、物語が進んでいくと、無惨が彼女を変えてしまった張本人である事が判明しました。原種と呼ばれる無惨だけあって、その血は強力な化物を生み出してきました。
無惨の血を貰った事で、ねずこはとても強い存在となりましたが、兄の炭治郎を想う心や兄の支えによって、呪いに取り込まれずに済みました。
結果的にサポートをしてくれる人たちが増えていった事が、彼女にとって良い方向へと進みます。
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ねずこは特別な鬼!寝る理由は?
ねずこは、人を喰らわずに睡眠をする事で体力を回復させる事が出来ます。強力な能力と膨大な体力を大量に使えば使うほど、体を回復させるのに時間がかかってしまいます。
ねずこは、人を喰らう衝動を理性で抑える事が可能で、兄への想いが残っている事で理性を保てるようになりました。また、鬼舞辻無惨の呪いを自力で解除する事が可能で、さらに鬼の弱点でもある日光に関しても克服しています。
ねずこは日光を克服した事を知った鬼舞辻無惨はねずこを喰らって日光を克服出来ると考え、ねずこは無惨から狙われる事になりました。ねずこは特殊な力を活用して、兄の炭治郎をサポートしながら鬼たちと戦っていきます。
ねずこは、人を喰らわずに生きている鬼としては極めて珍しい存在であり、日光を克服した事はさらにレア度を高めています。特別な鬼となったねずこは、物語の後半に鬼舞辻無惨から狙われてしまう事になりましたが、その結果、人間たちが暮らしを守る為の強力な存在となりました。
鬼になったねずこは人を襲う!?
当初は血を見ると人を襲おうとしていましたが、冨岡義勇と炭治郎が争っている時に、ねずこは炭治郎をかばいました。
それを見た富岡は、竹製の口枷をねずこに噛ませる事で人を喰らわないようにしました。また、ねずこ自身が理性で衝動を押さえているおかげもあって、次第に戦闘などで消耗した体力は血肉を喰らわずとも寝る事で回復出来る術を身につけました。
強力な力を使えば使うほど体力を消耗し、その分、回復するまでの睡眠時間が長くなり、序盤では2年間眠り続けた事もあります。
強力な能力を得たねずこは、他の鬼たちとは違って、体力回復方法を他の方法で確立した事で、人を襲う必要性が無くなりました。能力を高めたり、回復させたりする為に人を襲う必要がある他の化物とは違って、ねずこの存在は、人間にとっては頼もしい味方になります。
ねずこは、自らの能力を次々と開花させていき、鬼殺隊と共に鬼舞辻無惨を倒すという目的を持って戦い続けました。
まとめ
ねずこが鬼になった理由は、竈門家の「耳飾り」や「ヒノカミ神楽」の「日の呼吸」を代々受け継いでいる事が無惨にとっては都合が悪かったのが事の発端にありそうです。
また、太陽を克服できるかもしれないと言う可能性などもあり、襲撃の際に居合わせたねずこに血を与えたと考えられそうですね。