iPhoneが暗いままで明るくならない…音は鳴るんだけど…。
この様にiPhoneを使っていると突然、画面が真っ暗になってしまった…、そんな経験はないでしょうか?
iPhoneの画面は真っ暗だけど音は鳴る。もしくは、ホームボタンは効く。
この様な場合は修理に出さなくとも自分で何とかなる可能性があります。
そこでこの記事では、iPhoneの画面が真っ暗のままで明るくならない時の原因や対処法について詳しく解説しました。(ブックマーク推奨)
もし、今までにiPhoneの「低電力モード」を利用したことのある人は低電力モードの設定も見直してみましょう。
関連記事 iPhoneの「低電力モード」の設定方法と解除方法
iPhoneの画面が突然真っ暗に!原因は何!?
iPhoneの画面が突然真っ暗になってしまう現象をiPhoneユーザー間では”ブラックアウト現象”と呼んでいます。
ブラックアウト現象の原因を特定する為には、
- iPhoneの音は鳴るのか
- iPhoneのホームボタンは効くのか
この2つが重要なポイントになります。
①:iPhoneの”音は鳴る”ならこれが原因かも!?
iPhoneの画面が暗いままだけど音は鳴る場合、電源に問題はなさそうです。
電源に問題がない場合に考えられる原因はiPhone内のシステム・ソフトウェアの不具合です。
iPhoneのシステム・ソフトウェアの不具合
iPhoneのソフトウェア「iOS」は定期的にアップデートしています。
その為、iOSが最新のバージョンでない場合、アプリとの互換性が保たれず画面がブラックアウトしてしまう事があります。
iPhoneのシステムやソフトウェアが問題である場合は、強制再起動を行う事で改善できる可能性は高いです。
iPhone7〜iPhone Xの強制再起動は上記とはやり方が違うので、以下の記事を参考に強制再起動してみましょう。
関連記事【iPhone】再起動と強制再起動(リセット)の違いとやり方
強制再起動はできましたでしょうか。
では次にiPhoneの画面が暗いままだけどホームボタンが効く場合の原因や対処法について解説したいと思います。
②:iPhoneの”ホームボタンは効く”ならこれが原因!?
iPhoneの画面は真っ暗なまま、でもホームボタンは効く場合はメモリの使用過多が原因の可能性があります。
強制再起動後、アプリをたくさん起動させている場合はホームボタンを2回押してマルチタスクを開き、使っていないアプリを終了させるようにしましょう。
ただ、iPhone内の設定によって画面が暗いままの場合もあります。
iPhone内の設定によって画面が暗いままのケース
iPhoneを色々触っていたら気が付かないうちに画面が暗いままになっていた…こんなケースはよくあります。
iPhoneの設定で画面が暗くなるケースは主に、
- 「画面表示と明るさ」の設定
- Night Shift(ナイトシフト)の設定
- ズーム設定
主に上記3つがiPhoneの画面の明るさに関係してくる設定になります。
①:「画面表示と明るさ」の設定
iPhoneは「iOS」のアップデート後、自動調節がなくなり手動での明るさ調整になりました。
へと進み、調節バーを右に移動させてみましょう。
これで画面が明るくなれば問題ありません。
ん〜、画面は明るくはなったけど、なんか黄色っぽいんだけど…
こんな場合は次の「Night Shiftモード」が関係しているかも。
②:Night Shift(ナイトシフト)の設定
iPhoneのNight Shiftモードとは、iPhoneから発せられるブルーライトをiPhoneのみで軽減できる便利な機能です。
しかし、このNight Shiftモードが画面全体が黄色っぽくなってしまうので、人によっては画面が暗いと感じてしまう事もあります。
今までに使ったことがある人は合わせて確認してみましょう。
ここで、「時間指定」「手動で明日まで有効にする」を「オフ」設定にします。
上記の設定でiPhoneの「Night Shiftモード」は「オフ」の状態になりました。
「Night Shiftモード」はiPhoneのコントロールセンターで簡単に「オン/オフ」を切り替えが可能です。
③:ズーム設定
そしてiPhoneの「ズーム設定」も画面の明るさに関係しています。
iPhoneのズーム機能とは、iPhone画面の文字や画像を拡大して表示させる機能ですが、ズーム機能内の「ズームフィルタ」という項目が明るさに関係してきます。
「ズームフィルタ」は”反転”や”低照度”を設定できる項目で、この二つにチェックが入っていると必然的に画面は暗くなります。
では確認してみましょう。
ここまでに紹介した原因や対処法はiPhoneのシステム周りによるものでした。
今現時点で明るさが元に戻っていない場合、iPhone本体の物理的な損傷による可能性もあります。
そこで次はiPhone本体に原因がある場合を紹介したいと思います。
iPhone本体が原因で画面が暗いままの場合
iPhone本体に物理的な原因や問題がある場合、
- 専門店での修理
- iPhone自体を買い替え
上記も視野に入れなくてはいけません。
そこでiPhoneの画面が暗くなってしまった時の状況と現況を照らし合わせながら、ここからは確認してみましょう。
①:ディスプレイケーブルの損傷
iPhone内のディスプレイケーブルの損傷もしくは外れてた事によって画面が暗くなる事があります。
ディスプレイケーブルとはディスプレイと本体を接続しているケーブルになります。
例えば、
- iPhoneを地面に落とした
- 何かにぶつけてしまった
この様にiPhoneに大きな衝撃を与えてしまった場合、内部のディスプレイケーブルが損傷したり、外れてしまう事があります。
人にとってはそれほど強い衝撃ではなくても、iPhoneにとってはその衝撃が致命的になってしまう可能性も0ではありません。
た、確かに…
ディスプレイケーブルは本体内部と液晶をつなぐケーブルなので、これが損傷してしまった場合は修理するほかありません。
②:バックライトが切れている
iPhoneの液晶画面に組み込まれているバックライトが寿命を迎えると突然ライトが切れてしまいます。
また、先に書きましたように何かにぶつけてしまったりして画面を破損してしまった場合もバックライトが損傷してしまう事があります。
バックライトが切れると画面の明るさは急に落ちてしまうので、画面は当然真っ暗になってしまいます。
やはりこの場合も修理、もしくは買い替えになるかと思います。
③:iPhoneが湾曲している
iPhoneには”リチウムバッテリー”が使用されています。
リチウムバッテリーは、
- 水に濡らしてしまった
- バッテリー自体に熱がこもる
この様な場合、電池パックが膨張してしまうことがあります。
当然、電池が膨張するとiPhoneの画面は変形するので損傷してしまいますよね。
この場合は、iPhoneのリチウムバッテリーの交換、もしくは修理、買い替えになるかと思います。
関連記事 iPhoneのバッテリー交換時期の目安や替え時は?
iPhoneの外的要因は無さそう、でも強制再起動すらできない…
何かにぶつけた記憶もない、電池も通常、でも強制再起動もできない…、そんな場合は「iPhoneの復元」を行うしか方法はないかもしれません。
復元方法は、iPhoneとPCを接続してiTunesを開きます。
へと進みます。
関連記事【iPhone】 iTunesでバックアップする方法
しかし、アプリで保存した内容などは戻らない可能性があるので、あくまでも「iPhoneの復元」は最終手段としましょう。
まとめ
今回はiPhoneの画面が暗いままで明るくならない時の原因と対処法について解説してきました。
こうツラツラと書いてきたわけですが、iPhoneを強制再起動する事で改善される場合が多いです。
もちろん、それでも改善されない場合はiPhoneの修理、もしくは買い替えも視野に入れるようにして下さい。
以下ではiPhoneのセキュリティ対策について解説しましたので、余裕がある方は一読しておくとiPhoneのセキュリティを高める事ができるはずです。