鳴潮(めいちょう)について気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では鳴潮を実際にプレイした感想や周りの評判や評価などを合わせてレビューしてみましたのでぜひ参考にしていただければと思います。
鳴潮ってどんなゲーム?
鳴潮は、中国のゲームデベロッパー「KURO GAMES」が開発・運営するオープンワールドアクションRPGです。このゲームは2024年5月17日に全世界でリリースされ、日本ではリリース直後にダウンロード数が100万回を超えるなど、急速に人気を集めました。
鳴潮が高く評価されているのは、自由に探索可能な広大なオープンワールド、爽快なバトルアクション、そして高品質なグラフィックが特徴的だからです。
ゲームの舞台は、「悲鳴」と呼ばれる謎の災害により文明が崩壊した惑星ソラリスです。この惑星では、悲鳴と共に現れた謎の生命体「残像」が人々の生活に脅威をもたらしています。唯一、残像に立ち向かうことができるのは「共鳴者」と呼ばれる特別な能力を持つ者たちです。
プレイヤーは記憶を失った「漂泊者」として、さまざまな仲間たちと出会い、自分の記憶を取り戻すための冒険に挑みます。
鳴潮の魅力や特徴について
では鳴潮の魅力や特徴についてもみていくことにしましょう。鳴潮には主に以下のような魅力や特徴があります。
- 高解像度の美しいグラフィック
- スリリングなバトルとパルクールスタイルのアクション
- 巨大なオープンワールドと豊富な探索機能
高解像度の美しいグラフィック
鳴潮の大きな魅力の一つは、その高品質なグラフィックです。
特に、町の景観や光の演出が見どころとなっています。例として挙げると、プレイヤーが初めに訪れる「今州城」は中国文化にインスパイアされたデザインで、細部まで緻密に作り込まれていることが特徴です。さらに、朝日や星空などの自然光の表現が特に印象的で、空の描写は見る者を圧倒します。
キャラクターデザインについては、アニメスタイルで親しみやすく、それぞれのキャラクターの身長や背景に基づいて異なるデザインが施されています。長身のキャラクターはリアルで堂々としたデザインがされており、一方で小柄なキャラクターはよりデフォルメされて愛らしく設計されています。
これらのデザインの多様性が、多くのプレイヤーに自分のお気に入りのキャラクターを見つけやすくしています。
スリリングなバトルとパルクールスタイルのアクション
鳴潮では、迅速なアクションバトルとパルクールアクションを満喫できます。
プレイヤーは通常攻撃、キャラクター固有の「共鳴スキル」や「共鳴解放」、そして回避動作を組み合わせてコンボ攻撃を行うことができます。戦闘の速いテンポと連続したコンボで大ダメージを与えることができ、アクションゲーム特有の快感を味わえます。
また、フィールド上での自由な移動を実現するパルクールアクションも大きな特徴です。例えば、壁走りはスタミナが許す限り壁を駆け上がることができますし、空中でジャンプボタンを押すことによる「滑空」や、鉤縄を使ったワイヤーアクションにより、地形の高低差を自由に移動することが可能です。
さらにファストトラベルが実装されているため、急ぐ時でもスムーズに目的地に到達することができます。
巨大なオープンワールドと豊富な探索機能
鳴潮では広範囲にわたるマップが特徴で、シームレスにマップを移動できます。
マップ上には音骸の収集、信号塔の解放、強力なフィールドボスの討伐、町中の謎解きなど、多岐にわたる探索要素が用意されています。特に音骸の収集は重要です。
音骸は、フィールド上の敵「残像」を倒すことで一定の確率で得られる装備アイテムで、これを装着すると「音骸スキル」を使えるようになり、さらにステータスも向上します。音骸には様々な種類があり、その効果も異なります。例えば、バイクに変身して攻撃できるようなユニークな音骸も存在します。
広大なフィールドを自由に探索することで、さまざまな発見がありますので、時間に余裕がある時に積極的に探索することをお勧めします。
鳴潮の評判や評価はどんな感じ?
鳴潮の評価をSNSで調べたところ、多くのプレイヤーが「アクションが充実しておりバトルが楽しい」「キャラクターのデザインが魅力的」と肯定的に評価していることがわかりました。
特に、「バトルシステムが面白く、時間が経つのを忘れてしまう」という意見が多く見られました。プレイヤーはコンボを成功させることや、ボス戦でダメージを受けずに戦うことなど、自分なりの遊び方を楽しんでいるようです。
一方、ネガティブなフィードバックとしては、「スマートフォンが過熱しやすく、バッテリー消費が激しい」という意見もありました。本作は高品質なグラフィックのため、デバイスの性能要求が高くなります。
これにより、デバイスによっては動作が不安定になったり、発熱が問題になることがあります。
より快適なプレイ環境を求めるならば、ハイスペックなデバイスを用意するか、スマートフォン用の冷却アクセサリーを使用することが推奨されます。また、PC版も利用可能なので、環境が許すならPCでのプレイも一考です。
鳴潮をプレイして感じた[良い点]・[悪い点]
鳴潮をプレイしてみて、キャラクターはアニメスタイルで親しみやすいが、全体としては高精細なグラフィックが印象的でした。
建築物や背景に細かく施されたデザインと光の演出が、ゲームの世界に深く没入させてくれ、ただ見ているだけでも楽しめるレベルです。
バトルは速いペースで進行し、ストレスなく戦闘に集中できるため、非常に滑らかなゲームプレイを体験できます。また、パルクールアクションの導入により、フィールド探索がさらに魅力的になり、時間が経つのを忘れるほどです。
しかし、画面が暗転する、反応が遅れるなどの小さなバグがいくつか見られる点は少し気になりました。
鳴潮をプレイして感じた[良い点]について
鳴潮では自由度の高いアクションプレイが特徴ですが、操作方法がわからなくて困ることもあるかもしれません。
そのため、ゲーム内には「仮想訓練」や「基本チュートリアル」が設けられており、これらを通じてバトルの前に技術を磨くことができます。仮想訓練では、スタミナを消費して育成素材を得ることができるので、これを積極的に利用すると効果的です。第1章第2幕をクリアすると利用可能になるため、アクションに自信がなければここでしっかり練習しましょう。
また、初心者向けのガチャでは星5キャラが確定で獲得できるため、これを利用するとすぐに強力なキャラクターを手に入れ、ゲームを力ずくで進めることも可能です。このように、初心者ガチャの利用は進行をスムーズにする助けになります。
鳴潮をプレイして感じた[悪い点]について
本作は中国文化や音楽をテーマにしているため、キャラクターの名前に独特な漢字が使用されることがあり、時には難解な単語が登場します。
会話イベントを最後まで注意深く読むことで、専門用語への理解を深めることが可能ですが、これが苦手なプレイヤーにとってはやや厳しいかもしれません。
さらに、ゲームのリリース以来、いくつかの細かいバグが報告されています。例として、キャラクターやオブジェクトが真っ黒になる光源処理の問題や、キャラクターの姿が歪むバグが挙げられます。これらの問題はリリース直後から修正が行われていますが、まだ完全には解消されていない状態です。
今後のアップデートやメンテナンスでこれらの問題が解決されることを願っています。
まとめ
今回はオープンワールドアクションRPG「鳴潮」についての評判、口コミ、レビューを詳しく解説しました。
このゲームは、広大でシームレスなオープンワールドを自由に探索でき、スリリングな高速バトルアクションと高品質のグラフィックが特徴で、多くのプレイヤーから好評を得ています。しかし、高いスペックを要求するため、一部のデバイスではプレイが困難という批判的な意見もあります。
興味がある方は、実際に「鳴潮」を体験してその魅力を感じてみてください。